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歯周病治療へかけるこだわり

1.マイクロスコープを使用

現代医療において、マイクロスコープは、脳外科、心臓外科、耳鼻科、眼科などの医科の分野では、あたり前のように使用されており、これは顕微鏡レベルでの拡大視野のもと行う施術の有効性を証明するものとして、疑う余地もありません。

歯科治療においても、顕微鏡下で行う根管治療(マイクロエンド)や、歯冠・歯根破折治療、顕微鏡下で手術を行うマイクロサージェリー、その他歯を削ったり詰め物をする際に、想像をはるかに超える威力を発揮します。

マイクロスコープで拡大することで、歯石の有無を確認し、過剰に組織にダメージを与える事を防げます。
白い粉状のものが砕けた歯石や、感染して剥離した組織です。
歯周ポケットのような狭くて深い場所も、マイクロスコープで拡大すれば明示視野で行えるので、感染除去の確実性が格段に向上します。

2.LAD治療 光殺菌治療(Light Activated Disinfection)

医科領域における早期癌の治療方法でもある、「光線力学療法」と同じメカニズムを用いて、「細菌」を死滅させる方法です。
日本での認知度は低いものの、海外ではごく一般的な治療法としてその高い効果を発揮しています。

デンマークの臨床研究で、6~7mmの5ポケットに対し、処置前の歯周病原菌と、SRP&LAD治療をしてから一か月後の歯周病原菌の占める割合を調べたものがあります。
もっとも病原性が高いと言われるRedcomplexが63%から13%へ減少し、菌層も病原性の低いものへと置き換わった。という結果がでました。

メリット1 高い殺菌効果

耐性菌に対しても高い殺菌効果あり。ポケット内に入り込んだ病原性の高い菌を死滅させる。

メリット2 安全性

身体に対する影響を与えない。もっともセンシティブな治療法。
(抗生物質ではないので妊婦の方にも可)(耐性菌も作らない)
国内では認知度は低いが、医学の先進国では一般的な手法のため安全性は極めて高い。

3.キュレット

世界のトップの歯周病専門医や、認定歯科衛生士が認めた、ドイツ ヒューフレディ社のキュレットを導入しています。
また、使用にあたってヒューフレディー社専属のインストラクターから直接、シャープニング指導を受け皆様に高い技術を提供できるようトレーニング課程を修了しております。
キュレットテクニックは歯科衛生士にとって「命」ともいえる大切な分野です。
昨今、色々な器具が出ています。しかし、もっともベーシックな「キュレットテクニック」をマスターしていなければ、どんな最先端器具を使ってもほとんど効果を発揮できないでしょう。
使用にあたって、最も重要な事は『刃が研げている』ことにあります。研げていなければどんなベテラン歯科衛生士でも全く歯石をとることはできません。
研げているからこそ、その真価を発揮できるのです。
当クリニックでは適切なインスツルメンションテクニックと、厳選された器具で治療に取り組んでいます。

4.歯周抗菌療法

かつての歯周病治療は、デブライトメントが主な治療法でしたが、現在では、抗菌療法、LAD殺菌治療(光殺菌治療)、FMD(歯周病原菌の再増殖期内にすべての歯をデブライトメントする方法)など、治療法の選択肢は多岐にわたります。
しかし、歯周病治療の根幹は、原因の除去、環境整理、機能回復、メンテナンスという4つのステップからなり、どの工程も、簡略化しては治療の成功は成しえません。
歯周専門治療は、「長期的に安定した治癒を確立する」のが目的です。
抗菌薬によって、歯周病原菌除去のクオリティを上げる事で、従来の処置より治療の成功率が高くなるのは、多くの研究データから見ても明らかです。
そのためには、正しくお口の状態を知っていただき、正しい方法で治療のステップを踏んで行くことが重要になります。
その一環として、当プログラムに抗菌療法を取り入れています。
誤認しやすいのは、抗菌療法は、それ単品で行っても本当の治癒を得ることは出来ないという事です。
抗菌療法の担う役割は、Red Complexと呼ばれる歯周病原菌による感染を除去する事にあります。その上で、細菌感染に感染した歯石や根面を、デブライトメントにより除去する必要があるのです。

最後に~

歯周病は、一般的に全ての歯に波及します。
「一本だけグラグラしてるけど、他は気にならないからまぁ大丈夫。」
では済まされないのです。
また、近年の研究で歯周病は、心疾患、肺炎、糖尿病、血管疾患、脳疾患、認知症、肝疾患、早産、などあらゆる全身疾患と深い関係があると分かっています。
(現代の日本人の死因の第1位は肺炎、第2位は心臓病)
大切なご自身の身体とお口の健康を守るために、患者さんにはなるべく早くお口の現状を把握し、正しい歯科知識を身につけて頂きたいと願っております。
歯を失った後に、何の心配も不自由もなく食事が出来る幸せに気が付くのでは遅いのです。
一本一本を自分の財産だと思い大切にしてください。
そして、もしあなたが少しでも症状をお感じになられたのであれば、どうぞお気軽にお問合せください。
早期であればあるほど、あなたの歯とそして全身の健康を助けることが出来るのですから。