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差し歯による歯茎の変色(メタルタトゥー)は、元に戻せますか?

2015.11.03 | Category: コラム

メタルタトゥーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。かなり進んでしまった虫歯は歯科で治療する際に神経を取ってしまい、差し歯やかぶせ物をする必要がありますが、保険治療の差し歯にする際には金属製の土台が必要になります。差し歯を入れる際に金属部分を加工しなければならないことがほとんどですが、その際に出てしまう金属のごく小さな粒が歯茎に入り込んでしまうことがあります。初めのうちはとくに変化はありませんが、時間が経過してくると金属が参加してくることによって歯茎が黒ずんできます。これがメタルタトゥーです。大抵は治療した差し歯の周辺に出てくることがほとんどです。

メタルタトゥーにならないためには差し歯などをする時に自由診療などによってできる金属を使わない差し歯をすることによって防ぐことができますが、メタルタトゥーになってしまった場合には普通の歯科では元に戻せないことも多くあります。

メタルタトゥーを元に戻すためには原因となった差し歯をいったん外し、その後に外科的な処置をして、メタルタトゥーの原因となった金属類を除去する必要があります。そして、金属類を完全に除去した後に改めて差し歯をすることとなります。この外科的な処置が必要なために治療を断る歯科が多いということなのです。

しかし、いったんメタルタトゥー状態になってしまっていれば完全に元に戻すのは難しいと思われますが、かなり目立たなくすることは可能です。