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意を決して

2017.06.15 | Category: 症例実績の記事一覧,歯周病専門治療

こんにちは。南館歯科クリニックの歯科衛生士の山崎です。

今回ご紹介する歯周専門治療のケースは、60代男性の方です。

40年前に歯科医院を受診した時、歯石を除去する際の「ガリガリ」と「キィーン」の刺激とで歯科医院がトラウマになり、自然に歯が脱落しても中々歯医者に行く決心がつかなかったとのことでした。

↓治療前

↓実際のレントゲン写真

↓比較:骨が多く残っている場合のレントゲン写真

レントゲン写真は、硬いもの(歯や歯を支える骨、銀歯等の人工物)は「白く」,やわらかいもの(歯肉、血管、膿が溜まった部分)は「黒く」写ります。

レントゲン写真を見てみると、残された歯を支える骨が殆ど無くなっていることがわかりました。

上記のレントゲンを比較してみると、イメージしやすいかと思います。

全体的に重度の歯周病で、部分的に動揺が激しく脱落しそうな状態でしたが、

絶対に抜きたくない!!」という強いご希望があった為、歯周専門治療にて徹底的に治療を行いました。

↓治療後

ご自宅でのセルフケアも、とても良く行って頂けた事で全体的な出血や腫れ、動揺も可能な限り改善することが出来ました。

また、歯石を取る際の痛みや刺激も問題なく、治療直後の痛みもセルフケアが良かったことで、問題ありませんでした。

歯周専門治療後のご希望として、月1回のメインテナンス管理を続け、可能な限りこの状態をキープしてご自身が納得できたタイミングで、入れ歯やインプラントなどの治療を考えていくことになりました。

今回のように重症化してしまった背景には、噛み合わせの問題や長期間歯周病のコントロールが行われなかった事が大きく関係しています。

歯科医院が好きな人は少ないと思いますが、大切なご自身の健康の為にも「少し変かも・・・?」と思ったら、出来るだけ早めにご自身が納得のいく歯科医院へ受診して頂ければと思います。