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自覚症状は無かった?

2018.06.13 | Category: 症例実績の記事一覧,歯周病専門治療

こんにちは。

南館歯科クリニックの歯科衛生士の山崎です。

 

今回ご紹介する歯周病専門治療のケースは、60代男性の方です。

40年前に虫歯の治療をして以来、自覚症状のある問題は起きなかった為、歯科医院へは行っていなかったそうです。

しかし、今回詳しく検査をしてみると、写真でもはっきりとわかるように、歯石やプラーク、ステインなど感染物が大量に付着しています。

またレントゲン検査においては、歯周病により、歯槽骨が部分的に2/3以上破壊されていました。

 

しかし、自覚症状は、一切ありません!

 

歯石は、歯周病(歯槽膿漏)の直接の原因にはなりませんが、細菌の温床(住み家)にはなります。

そして、除去されるまで次々と新しい細菌が付着して、時間をかけて歯石が分厚く成長し、歯周ポケットの中まで入り込むようになります。

歯周ポケットの中(歯の根っこ周辺)で細菌感染が長い期間続くと、じわじわと歯を支える骨が失われていきます。

 

今回のケースはこの状態に当てはまります。

 

もしこのままの状態が続いていたら、次第に歯がグラグラするようになり、ようやく自覚症状として強い痛みが出てきたことでしょう。

自覚症状が出る前に来院して頂き、本当によかったです!

 

非常に頑固な歯石が大量についていましたが、歯や歯周組織がダメージを受けない様に一本ずつ丁寧に落としていきました。

こうすることで、施術後の知覚過敏や歯肉の退縮を、できる限り最小限に抑える事が出来ます。

 

今後は、ツルツルに生れ変わったご自身の歯を大切にして頂ければと思います。