歯科アシスタント秘話・・・その①
こんにちは。
南館歯科クリニック歯科衛生士の佐藤です。
歯科アシスタント秘話・・・その①「実は繊細なアシスタント業務」
歯科医院での仕事にはいくつかの役割分担があります。
大きく分けると、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付です。
私は、歯科衛生士ですが、現在は主に歯科助手の仕事を担っています。
歯科助手とは、Dr.と一緒に診療室に入り、診療のアシスタントをする仕事です。
この仕事、患者さんの脇に立って、お口の中のお水を吸ったり、風をかけたり・・・。
一見、単純作業の繰り返しのようですが、実は奥が深く繊細なんです。
Dr.が何を必要としていて、どうしてほしいのかを瞬時に判断し、器具を持ち替えたり、必要な薬剤、材料を手渡したりしています。
限られたスペースの中で、スムーズに治療を進められるように器具・機材、薬剤をどこにセッティングするかなども常に考えながら動いています。
治療の内容は同じでも、アシスタントが変わると、セッティングも変わります。
どこに何を置いているのか、体に染みついているんですね。
普段はこんな事を改めて考えたりはしないのですが、実は、南館歯科クリニックではユニフォームが変わったんです。それによって、改めて考えさせられることになりました。
入職以来、初めてのユニフォームチェンジでした。
なんと、ユニフォームが変わったら、アシストがうまくいかないんです。
完璧な(自分では)セッティングで治療がスタートしても、ユニフォームの袖口が器具にぶつかってしまったり、裾がぶつかってしまったり・・・。
細かいストレスが無数に降りかかってきました。
前のユニフォームはポロシャツだったので、どちらか言うと体にフィットしていましたが、今度は医療用のスクラブで、ゆったりしていて着心地が良く、機能性も抜群なんですが、まさかの落と穴・・・。
スクラブが悪いわけではなく、たまたま、私の身長や棚の高さなど、悪条件が重なってしまったんでしょう・・・。
感覚で動いているので、ぶつからない動きが身に着くだろうと思って一ヶ月程頑張りましたが、微妙にぶつかったりするストレスに耐えられず、ユニフォームのサイズをワンサイズ落とすことにしました。
サイズが小さくなった分、ストレスはほぼ解消され、またいつも通りアシスタントに集中できるようになりました。
器具機材のセッティングもそうですが、空間の認識も染みついてしまっているので、ほんの数センチ袖口が広がっただけでもこんなに支障をきたしてしまうんですね。
自分でもびっくりしてしまった出来事でした。
今後は、ワンサイズ小さくしたユニフォームが着られなくならないように、食べすぎに注意しなければなりませんね・・・(;^ω^)