HOME インプラント治療

インプラント治療

2019.02.15 | Category: インプラント,症例実績の記事一覧

こんにちは。

南館歯科クリニックの木村です。

30代女性、インプラント治療を行った症例をご紹介します。

 

左下の奥歯に違和感、痛みの症状があり、来院されました。

初診時

詳しく検査した結果、2次虫歯による歯質の崩壊および根尖病巣、中程度以上の歯周病(分岐部病変あり)が併発しており、保存が厳しい状況でした。

抜歯後の治療について相談した結果、ブリッジには抵抗があるということなので、インプラントで治療を行うこととしました。

勿論インプラント治療を行う場合、歯周病があれば、先ずその治療から行う必要があります。

歯周病の治療をしないままオペを行うことは幾らでも出来ますが、インプラントは感染を起こし、インプラント周囲炎という問題を起こしてしまいます。これは簡単にいうとインプラントの歯周病です。進行すれば、最悪インプラントをすべて除去しなければならなくなります。(※それでも良いという方は、十分にそのことを理解して、インプラントの治療を検討してください。)

この方も、改善が必要な歯周病がありましたので、はじめに歯周治療を行いました。

 

抜歯後の状態です。

抜歯後、しばらく歯肉の治りを待ってから、レントゲンで骨の状態を確認しました。

ダメージを受けた骨の治りは悪く、そのままではインプラントを埋入することは不可能なので、骨を造り(GBR:造骨)、その後インプラントを入れるという計画としました。

準備として、より確実に骨を造る為、CTのデータから顎骨模型を作り、詳細な計画を立て、GBRを行いました。

実際の顎骨模型です。

立体的な回復が必要なので、今回はチタンのプレートと固定用のピンを使って、手術を行っています。

手術後、骨として成熟するまで期間をおき、いよいよインプラントオペの準備に入ります。


CT画像解析後、インプラントのシミュレーションを行い、理想的な位置に埋入出来ることを確認。この位置に、正確に入れていくための、サージカルガイドをコンピューターで製作しました。

オペ時の写真

チタンのプレートを除去すると、CTで確認していたように、新しい骨がしっかりと出来ています(^^)

コンピューターで製作したガイドを使用し、正確に、そして安全に埋入を行っていきました。

埋入直後の状態

インプラントが骨と生着するのを待ったあと、歯肉を貫通する治具を装着するための2次オペを行いました。

2次オペ後、約2週間の状態です。

2次オペ後、感染なども無く、経過も良好なので、この後インプラントの型どり(位置を正確に記録すること)を行い、上部構造を製作しました。

 

インプラント治療と並行して、患者さんから希望があった手前の歯の治療も行っています。

この歯は、幸い神経に感染がなかったのですが、虫歯が大きかったので、セラミックによる被せ物で対応しました。

 

完成した状態です。



無事、終了しました(^^)

他にも治療が必要な部位はありますが、先ずはご希望の治療をしっかりと行いました。

○○さん、頑張って通って頂きありがとうございました。

これからはメンテナンスを行い、せっかく治した歯が、また悪くならないよう一緒に守っていきましょう!