こんにちは。
南館歯科クリニックの院長の木村です。
当クリニックで行っているインプラントの手術についてご紹介します。
インプラント手術というものは
患者さんにとっては
とても不安なものだと思います。
そういった不安を出来る限り取り除くために
当クリニックでは
CTデータから
コンピュータ解析をし
その解析データを使って
オペのシュミレーションを行っています。
そのコンピュータ上でシュミレーションした情報をもとに
インプラントを正確な位置に埋入するための
サージカルガイドを作製(これもすべてコンピュータで作っていきます。)し
これを使って
より安全で正確な手術を行っています。
これを使うことのメリットは大変大きく
正確性・安全性の飛躍的な向上
オペ時間の短縮
出血量の軽減
複雑なオペの回避
など患者さんの身体への負担を
大幅に軽減するこができます。
費用は別途かかりますが
安全性の面から
私はほとんどの方に
ガイドの使用をお願いしております。
(もちろん必要のない方もいらっしゃいます。)
インプラント治療を受けられる方に
より安全で精度の高い治療を
提供できるよう心がけています。
サージカルガイドの一例をご紹介します。
![南館歯科クリニックのブログ](//www.minamidate-dental.com/blog/wp-content/uploads/blog_import_55af2cc24badd.jpg)
出来上がってきたガイドです。
![南館歯科クリニックのブログ](//www.minamidate-dental.com/blog/wp-content/uploads/blog_import_55af2cc4d812a.jpg)
実際のガイドです。
正確な模型に試適をし
狂いがないか確認します。
もちろん
お口の中でも確認をします。
![南館歯科クリニックのブログ](//www.minamidate-dental.com/blog/wp-content/uploads/blog_import_55af2cc671d79.jpg)
解析データにより作製された
歯と骨(インプラントを入れる部位です。)の模型です。
手術前にこの模型とガイドで
再度確認を行います。
![南館歯科クリニックのブログ](//www.minamidate-dental.com/blog/wp-content/uploads/blog_import_55af2cc82f568.jpg)
歯と骨の模型の裏側です。
わかりにくいですが
矢印のところしか骨がありません。
ガイドがない場合
通常このようなケースは
骨を造る必要があります。(骨造成)
しかし
骨を造るということは
外科的侵襲が大きく
感染のリスクも高くなるので
もし骨造成を回避することができれば
患者さんにとっても負担が大きく減ります。
そこで威力を発揮するのが
サージカルガイドなのです。
先ほどの矢印の部分に
インプラントをピンポイントで入れることができれば
骨造成を回避し
リスクの少ない
つまり負担の少ないインプラント手術が可能となります。
これはサージカルガイドがあるからこそ
できる方法なのです。
もちろん
大きく歯肉を開いて骨を削り
確認しながらなら可能ですが
それでは骨造成をするリスクとほとんど変わらなくなってしまうでしょう。
このように
当クリニックでは
安全で正確な
そして負担の少ない
インプラント治療が行えるよう心がけております。