こんにちは。南館歯科クリニックの歯科衛生士の山崎です。
部分入れ歯を6年前から使っている、50代女性の方の症例をご紹介します。
入れ歯を使うようになってから、ネバ付きが気になるようになり、他院にて定期健診で3か月に1度通っていたそうです。また、5年前から左下に違和感を覚え、定期健診に通いながら経過観察をしていたそうです。
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今回受診していただいた理由は、
入れ歯を入れてから、ネバ付きや不快感を覚えるようになった気がするため、他の解決策はないか知りたいということでした。
まずは、お口の健康状態を知るために、歯周ポケットの測定や口腔内細菌の状態などの検査を行い、その検査結果をもとに、カウンセリングにて一緒に確認したところ、歯周病菌、虫歯菌のリスクが非常に高く、歯ブラシなどのセルフケアでは補いきれない状態になっており、そのことをお伝えし、6か月に渡り、ブラッシングのトレーニングと歯周病の治療(歯周病専門治療)を行いました。
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当初からのネバ付きや不快感は改善され、歯肉の炎症も治まりましたが、まだまだ良くなる余地は残っています。
これからは、しっかり定期健診をしてセルフケアの定着を目指しましょう!