50代で歯がボロボロに?!更年期と歯周病の、実は深い関係|山形市の歯医者|南館歯科クリニック・矯正歯科

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50代で歯がボロボロに?!更年期と歯周病の、実は深い関係

こんにちは!南館歯科クリニックの歯科衛生士、山崎です。

最近、鏡を見るのが少しおっくうだな…と感じていませんか?

もしかしたら、それは年齢のせいだと諦めているかもしれません。

でも、実は、年齢と共に気になるお悩みの中には、ちょっとした工夫やケアで改善できるものもあるんです。
その一つが口の健康です。

今日は、特に更年期を迎えた女性に焦点を当て、歯周病との意外な関係性と、笑顔を取り戻すためのヒントをお伝えします。

【更年期と歯周病、なぜ関係があるの?】
更年期は、女性ホルモンのバランスが大きく変化する時期です。このホルモンバランスの変化が、様々な身体の不調を引き起こす原因の一つと言われています。


※女性ホルモンのエストロゲンが、閉経する事で減少していきます。(赤いライン)

<エストロゲンの効果は?>
  • 骨吸収を穏やかにして、骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する。
  • 歯周組織の炎症を抑える。
  • 唾液を作りやすくする。 
<歯周病との関連性>
  • 唾液の分泌量が減る: 唾液には、口の中を洗い流し、細菌の繁殖を抑える働きがあります。唾液の分泌量が減ると、口の中が乾燥し、歯周病の原因となる細菌が増殖しやすくなります。
  • 免疫力が低下する: 更年期になると、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。歯周病も、細菌による感染症の一つです。
  • 骨密度が低下する: 閉経するとエストロゲンが低下する為、骨密度も低下し、骨粗鬆症になるリスクが高まります。歯を支えている骨も例外ではなく、歯周病が進行しやすくなります。

【歯周病を放置するとどうなる?】
歯周病に気付かず放置すると、お口以外の問題を引き起こす可能性があります。

  • 歯が抜け落ちる: 歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまうことがあります。
  • 全身疾患のリスクが高まる: 歯周病は、認知症、糖尿病、心疾患、肺炎などの全身疾患のリスクを高めることが分かっています。
  • 生活の質の低下: 歯周病によって、食事が楽しめなくなったり、人前で笑えなくなったり、QOL(生活の質)が低下する可能性があります。

【健康寿命を伸ばす歯周病治療】
当院では、女性特有の症状に合わせて、オーダーメイド治療をご提供しています。
  • 光殺菌(LAD殺菌)レーザーを使用した治療: 安心して治療を受けていただけるように、がん治療に使われる光感受性ジェルと、レーザー照射による殺菌方法を使用した治療をご提供しています。
    妊活中の方や小児、基礎疾患のある方、現在他の科で加療中の方も安心してご利用いただけます。
  • 痛みの少ない治療: 歯周病治療時は痛みを感じることはほとんどありません、麻酔時も痛みに配慮した治療を行います。
  • マイクロスコープを使用した精密治療:マイクロスコープ下での治療には、長い治療時間はもちろんのこと、高い治療技術が求められます。しかしそれがないと、歯周ポケット内の歯石や汚染物を除去する際に、歯石そのものや、根面の形態を確認し、ポケット内部を見ながら治療を行うことは、ほとんど不可能となります。また細菌はそういった部分に潜んでいるため、再発の原因となってしまうこともあります。
    したがってマイクロスコープの導入は、再発の少ない治療には不可欠です。
  • プライバシーに配慮した空間: 全室完全個室となっておりますので、安心して治療を受けていただけます。
  • アフターケア:治療後の健康な状態を維持することがとても重要です。 定期的な検診とメンテナンスで、歯周病の再発防止を行います

<笑顔で毎日を過ごしたいあなたへ>

更年期は、女性の人生における大きな転換期です。

この機会に、ご自身の健康を見つめ直し、笑顔で毎日を過ごしませんか?

当院は、そんなあなたの健康をサポートをさせていただきます。


【診療科目】 歯周病治療、インプラント治療、予防歯科、精密入れ歯、精密根管治療、インビザライン、ワイヤー矯正、

【お問い合わせ】 023-644-0018

【住所】山形市南館3-21-1

【YouTube】南館歯科クリニック