こんにちは。
南館歯科クリニックの木村です。
3D解析データを用いたインプラント診断についてご紹介します。
左上小臼歯にインプラントを行った症例です。
3D解析画像です。
360度あらゆる方向から診断を行うことが可能で
これはインプラントの診断を行ううえで
非常に有効であり
安全な治療を行うためには
必要不可欠である考えています。
当クリニックでは
医科用CT(ヘリカルCT)データから
この3D解析を行うことを推奨しております。
それは
インプラント治療において重要な骨の形態や骨の密度を
正確に測定するためです。
今現在医科用CTでなければ骨の密度まで正確に測定することはできません。
歯科用CTでの診断も有効ですが
やはり現時点で医科用CTデータによる3D解析がベストと考えています。
上顎洞に近接のため
今回のオペは上顎洞を触ることになりますが
できる限り低侵襲のオペができるようにしたいと思っています。
もともと神経が取ってある歯で
違和感があり来院されましたが
マイクロスコープでの診断の結果
歯根破折が見られました。
治療について
良く相談した結果
インプラント治療を希望された方です。
このあと
ガイドを作製しインプラントのオペを行いました。