歯が歯ぎしりの悪影響とは?知られざるリスクとその対策|山形市の歯医者|南館歯科クリニック・矯正歯科

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歯が歯ぎしりの悪影響とは?知られざるリスクとその対策

みなさんこんにちは。
南館歯科クリニックの歯科衛生士、佐藤です。

「歯ぎしりしてるよ」と言われたことのある方いらっしゃいませんか?
鏡を見てみてください。歯がすり減ってしまっている方いらっしゃいませんか?
もう一度鏡を見てみてください。歯の根元が欠けてしまっている方いらっしゃいませんか?

歯ぎしりを止める事はできません。
すり減った歯を元通りにすることもできません。
欠けてしまった歯を元通りにすることもできません。

しかし、何もせず放っておくことは絶対にダメです。
将来の自分の歯を守るためにも対策をしていきましょう!!


――歯ぎしりや歯の摩耗の原因――
歯ぎしりは、ストレスや不安が原因で起こると言われています。
これによって無意識に歯を食いしばったり歯を擦り減らしてしまう事があります。これが歯ぎしりです。

歯並びや歯のかみ合わせが悪いと、特定の歯に負担がかかり、摩耗が進むことがあります。

また、食事の時や歯を磨くときに強い力をかけてしまうことでも、歯が削れたり、摩耗したりすることがあります。

摩耗してしまった歯はこのように平らになってしまいます。
犬歯の形を見るとよくわかりますね。





本来、犬歯はこのように尖っているんです。








――歯ぎしりや歯の摩耗による悪影響――
歯ぎしりなどによって歯の摩耗が進むと、冷たい物や熱いものがしみるようになり、食事に支障をきたすことがあります。
日常生活に支障をきたすほどのしみる場合、虫歯ではなくても、神経を抜かなければならなくなることもあります。

また、歯ぎしりよって歯が動いてしまうと、歯周病のリスクも高まります。

さらに、摩耗が進むと、見た目が気になる事も多く、審美的な観点からも問題になります。

実際に歯ぎしりではがすり減ってしまった状態がこちらです



――対策――
特に歯ぎしりがひどい方にはナイトガードやスプリントの使用をおすすめします。
これにより、歯を保護することができます。

ご自身によるセルフチェックも必要ですが、歯科クリニックを定期的に受診し、歯の状態を確認してもらうことがとても大切です。

かみ合わせが原因になっている場合には、歯科医師による咬合調整や補綴治療が必要です。
ただしこの場合には、噛み合わせに関して正しい知識を持っている歯科医院を選ぶ必要があります。
正しい知識がないままに歯を削ってしまって症状が悪化してしまう。などという事もあります。削ってしまった歯は元には戻すことができないので注意してください。

また、歯科クリニックで正しいブラッシングの方法、ブラシの選択、ブラッシング圧を阿蘇割ることも大切です。


南館歯科クリニックでは、初めてクリニックに来院していただいた際に、検査と検査結果の説明にたっぷりと時間をいただいています。
患者さんが気になっているところだけでなく、お口の中全体を拝見しています。
それによって、患者さん自身が気づいていなかった口腔内の病気などを発見することができます。
歯ぎしりや歯の摩耗も自覚症状がない事が多く、気づいてない方が多くいらっしゃいます。
南館歯科クリニックでは、現状、原因、対策をお伝し、治療することが可能です。