マイクロスコープを使用して
治療を行います
当院の歯周病治療は、必ずマイクロスコープを使用しています。
マイクロスコープを使用することで、
歯石の有無をより明確に確認することができ、
過剰に組織にダメージを与えることを防ぎます。
また、歯周ポケットのように狭くて肉眼では確認できない部分も、
マイクロスコープを使用することで鮮明に確認することができます。
MDC歯周病治療
当院の歯周病治療では、歯周病の原因になる「菌」を徹底的に減らし、バランスコントロールを行っていきます。第一にご自宅でのセルフケアが重要となるためしっかりとトレーニングを行います。
その後、マイクロスコープ・洗練されたインスツルメンツ・LADと歯周内科による科学的アプローチ・バイオフィルムの破壊に優れたエアフローなどを使用して治療を行います。治療期間がかかり、ご自宅でのセルフケアも重要となるため患者さんのご協力がとても重要となります。
MDC歯周病治療の流れ
LAD治療・光殺菌治療
LAD治療とは、LAD(Light Activated Disinfection)の略で、日本語では「光殺菌」の意味を持ち、感染部分に光感受性物質を注入して光を照射することで殺菌を行う治療方法です。歯科医院では数年前から欧米を中心に、抗生物質を使用しない体に優しく患者さんへの負担を軽減することができる安全な治療方法として普及しています。
LAD(光殺菌)治療の特徴
効果がある
使用しないので
耐性菌ができない
効果がある
比較して
安全に治療が可能
繰り返し使用できる
当院ではLAD(光殺菌)装置「FotoSan630」を使用しています
効果
- 光感受性ジェルが細菌の細胞壁や細胞膜に特異的に浸透
- 特定の波長の光が照射され、光感受性ジェルがエネルギーを受け取ることで「活性酸素」を大量に発生させる
- 「活性酸素」が細菌の細胞壁や細胞膜を破壊することで高い殺菌効果がある
歯周抗菌療法
歯周病治療は、「長期的に安定した治癒を確立」することが目的となります。また、正しくお口の中の状態を知っていただき、正しい方法で治療のステップを踏んでいくことがとても重要となります。歯周病治療は原因の除去・環境整理・機能回復・メンテナンスの4つのステップで成り立っており、その一環として抗菌療法を取り入れています。抗菌薬によって歯周病源菌除去のクオリティを上げることで従来の治療よりも成功率が高くなることは多くの研究データから見ても明らかになっています。
抗菌療法は、単品で行うだけでは本来の治癒を得ることはできません。
抗菌療法の担う役割は、「Red Complex」と呼ばれる歯周病原菌による感染を除去する事にあります。
その上で、細菌に感染した歯石や根面を、デブライトメントにより除去する必要があります。