入れ歯は嫌!
こんにちは。南館歯科クリニックの院長の木村です。
歯を失った方が抱える不安は様々あると思います。
・物が上手く咬めない。
・食事が美味しくない。
・見た目が悪い。
・他の歯が悪くなるかも。
・思いっきり笑えない。
・歯並びが悪くなるかも。
・老けて見える。
・失ったことのショック。(精神的不安)
こういった内容は、治療で相談に来られた方々から良く聞くお話です。
現在、失った歯を回復する方法は、残念ながら3つしかありません。
その中の一つに、インプラント治療があります。
インプラントは、適応をしっかりと診断し、必要な処置を確実に行えば、とても快適な治療法です。
しかし、成功のルールを軽視して治療を行ったり、患者さん自身が行わなけばならない義務を果たして頂けない場合は、インプラントは不快なものとなってしまいます。
決して入れ歯やブリッジが悪い治療ではありません。しっかりと治療を行えば(もちろんその技術がある前提です。)、十分にお口の中で機能するものです。
治療法を決める場合は、十分に検討してください。
今回ご紹介するケースは、50代の女性です。
虫歯でどうしても保存することができず、残念ながら抜歯をしました。
入れ歯とインプラントで検討頂いた結果、どうしても「入れ歯は嫌!」というこで、今回はインプラントで歯を回復しています。
インプラント治療に決めた理由を伺うと、気持ち的にどうしても入れ歯を受け入れることが出来ないからということでした。
治療後⇩
インプラントの上部構造を固定する方法に、セメンティングとスクリューリテインという2つの方法がありますが、今回のケースは、スクリューで固定する方を選択し装着しています。
○○さん、長期間の治療ご苦労様でした。
治療にご協力いただきありがとうございます。歯周病の管理も素晴らしく、治療をとてもスムーズに行うことができました。
今後メンテナンスは必要ですが、長持ちするよう頑張りましょう!