こんにちは。
南館歯科クリニック、歯科衛生士の佐藤です。
今回は、マイクロスコープを使用した「歯周治療」の一部をご紹介します。
20代 男性 初期~中度の歯周病
歯周病の治療というと思い浮かぶのが歯石の除去だと思います。
歯石自体は歯周病の直接の原因にはなりません。しかし、歯石の表面はザラザラしていて、歯周病などの原因になる細菌が付着しやすい環境になってしまう為に除去する必要があります。
更に、歯周ポケット内(普段は見えない、歯ぐきに隠れている部分)に歯石が付いたままになってしまうと、歯周病が進行してしまう要因にもなってしまうので、ポケット内の歯石も除去する必要があります。
では、こちらの写真をご覧ください。
歯ぐきが腫れている感じがしますね。
でも、歯の表面はきれいに磨けています。
では、風邪をかけて、歯ぐきの中を見てみましょう!
普通に見ただけでは見えなかった黒い歯石が見えてきました。
これが、歯周ポケット内の歯石です。
これは取らなければなりませんね!!
超音波の機械や、手用の器具を使って歯石を除去。
除去後の写真です。
マイクロスコープを使用しながら、エアーをかけて確認します。
黒い塊が無くなり、歯の境界のラインがはっきりと見えるようになりました。
南館歯科クリニックでは、治療後の再発を防ぐために歯周病の治療にもマイクロスコープを使用して、細部にわたるまで目で見て確認をしています。
マイクロスコープなしでは、なかなか見る事の出来ない部分です。
歯周病の治療だけではなく、南館歯科クリニックでは、根管治療、虫歯の治療、などなど、マイクロスコープをしようして治療を行っています。
他の治療に関してもぜひ、ご覧ください。