こんにちは!南館歯科クリニックの歯科衛生士の山崎です。
最近では、山形でも多くの方が歯を大切にするようになり、とてもうれしくおもっています✨
今回は、当院で行っている歯周病専門治療を少しご紹介します。
<歯周病専門治療とは>
「できるだけ歯をぬかない、歯を残す治療」を目的としています。
当院での歯周病治療は、患者さんご自身の歯を残すことを最優先とし、
できる限り歯を残して歯周病を治すことにこだわっています。
他院で抜歯するしかないといわれた重度の歯周病の方でも、あきらめる前に一度ご来院ください。
私たちが、歯を残すことにこだわる理由は、「作り物より、天然の歯のほうが優秀だから」です。
私自身、インプラント認定歯科衛生士として、長期的にインプラントを維持する治療に携わっていますが、
だからこそ「抜歯して、インプラントにすればいい」という選択を、安易にするべきではないと考えています。
<科学的根拠に基づき、身体へのダメージを抑え、最大限の治療効果得を得る>
歯を保存するための歯周病学において、世界最高峰といわれるスウェーデンイエテボリ大学やヨーロッパ歯周病学会で研究、
検証さている治療方法の中で、最善の治療手段を組み合わせることで、確実に歯周病を管理することができます。
最も信頼性の高い研究結果を基準に、歯周ポケット内専用の超音波スケーラー、歯周ポケット専用パウダートリートメント、
レーザー、マイクロスコープ等、後遺症を最小限にしつつ、歯を傷つけず微細な細菌を確実に除去できる機器のみを
使用しています。
スウェーデンはかつて、日本以上に、虫歯、歯周病の罹患率が高い国でした。
現在では、日本の半分以下の数になっています。
|
歯周病の患者割合 |
1人当たりのむし歯の本数割合 |
日本 |
88% |
9.5本 |
スウェーデン |
23% |
3.6本 |
厚生労働省 歯科疾患実態調査
swedish dental journal 参照
ここまで改善されたのは、
科学的根拠がある正しい治療を、正しい理解と高い技術を持った医療従事者が行ったからです。
現代の医学には不明なことが数多くあります。何が解明されていて、どこまで不明なのか、
治療効果を最大限に引き出すには、継続的に勉強する姿勢が私たちには求められています。
私たちが得た知識や技術が、
「本気で歯周病を治したい!」
「歯を残したい!」
と考えている方のお役にたつ事を楽しみにしています!
興味のある方は、是非歯周病治療の紹介ページをご覧ください。
→「歯周病治療について」
症例紹介写真 治療前
治療後
歯周病治療を行った方の症例一覧も、是非ご覧ください→歯周病症例一覧
★よくある質問★
Q.歯周病の原因はなんですか?
A.プラーク(バイオフィルム)と呼ばれる、細菌の集まりです。
磨き残したり、歯ブラシが届かない場所についた細菌が放置されたことで、歯肉に感染し、歯周病が起こります。
バイオフィルムは非常にしつこくこびり付くため、一度形成されると容易に落とすことはできません。
Q.歯周病治療中は痛いですか?
A.痛みがないよう、表面麻酔や局所麻酔を行います。
また、解剖学的に「触ると痛い場所」があります。そこを避けることで痛みは最小限になります。
歯医者嫌い30年のベテラン患者さんも、歯周病治療を完走されました。
臨床歯科麻酔認定衛生士も在籍していますので、安心してお任せください。
Q.歯周病の予防法はありますか?
A.定期的な専門家によるメンテナンスと、正しいセルフケアの両立です。
毎日の歯磨きや生活習慣の改善は前提として、歯垢や歯石を専門の機械で除去することで、
歯周病リスクを効果的に抑えることができます。