口臭を本気で治したい皆さん、こんにちは。
南館歯科クリニックの歯科衛生士、佐藤です。
前回のブログでは、「口臭をごまかす人」と「治す人」の違いをお話させていただきました。
今回は、「口臭を本気で治した人」を紹介させていただきます。
家族から「臭い」と言われる
自分では気にならないけど、家族から「臭い」と言われる。
ということは、職場などでも同じように思われているのではないだろうか?
自分では分からないから検査してほしい。ということで来院された患者さんです。
南館歯科クリニックでは、オーラルクロマという口臭測定器を使用して口臭の有無、原因を検査していきます。

初診時のオーラルクロマでの検査結果

判定の結果
硫化水素、メチルメルカプタンともに基準値を超え、口臭の判定は「明らかに口臭を感じ明確に不快感を感じる範囲」とかなり厳しい言葉で出てきました。
実際に、この患者さんとマスクをせずに会話をするとかなり臭います。
おそらく歯周病が進行しているんだろうなぁー。という臭いです。
では、実際にお口の中を見てみましょう。




4枚の写真は、初診時の写真です。
歯茎がボコボコと腫れています。
歯周病の検査の結果も、出血100%
これでは口臭があるのは当たり前です。
患者さんには
・明確に口臭がある
・原因は歯周病が発症し、進行してしまっていること
・歯周病の原因は口腔内に存在する歯周病菌である
・歯周病を本気で治せば口臭も治る
以上のことをお話させていただきました。
さぁ、ここからは歯科衛生士と患者さんとの二人三脚で挑む「歯周専門治療」の始まりです。

歯周病治療の流れ
1.プラークコントロールの確立
歯垢染色および清掃器具の選定による口腔衛生指導
2.スケーリング
歯肉縁上の機械的除去
3.縁下歯石の除去および根面デブライドメント
歯周病原細菌に汚染された根面の付着物(バイオフィルム、歯石、毒素)をセメント質の過度な削除を避けながら物理的に除去・破壊する処置
4.再評価
治療終了後歯周組織の治癒状態を評価する
※上記2および3にはマイクロスコープが必須
このような治療、そして、ご自身でのプラークコントロールを頑張った結果




➡ 
口腔内が健康な状態へと生まれ変わりました✨
残念ながら、すでに病気は骨まで進行してしまっていました。
そのために、腫れていた歯茎の炎症が治まり引き締まった結果、若干のすき間ができてしまいました。
さて、肝心の口臭はどうなったのでしょうか

歯周専門治療後のオーラルクロマによる口臭検査の結果です。
見事に口臭は無くなりました。
実際に治療をしていく中で、口臭はどんどんなくなっていき、マスクを外しても全く口臭を感じることは無くなっていました。
口臭治療、歯周病治療には患者さんの協力が必要不可欠になりますので、患者さんも大変だっとは思いますが、口臭を無くすることができて本当に良かったと思います。
以上、「本気で口臭を直した人」の紹介でした。
