マイクロスコープと歯周病専門治療
こんにちは。
歯科衛生士の山崎です。
今回は、歯周病専門治療の中でもデブライトメント(簡単にいうと歯石の除去)の様子をご紹介します。
50代女性の方で、最近まで定期健診を3年間ほど受けてこられたとのことでした。
初診時に、歯周精密検査をし状況の確認をしました。
さて、どこに歯石がついているか見えますでしょうか。
少し、ポケットを開いてみると・・・
根面に、黒い歯石が沈着しているの確認できます。
超音波スケーラーを使って、除去していきます。
エアーをかけてポケットを開き、黒い塊がなくなっているのを確認します。
今後の治療では、さらに拡大率を上げて根面の仕上げをしていきます。
マイクロスコープは、肉眼では確認しにくい歯周ポケットの中を診ることができます。
使いこなすには、それなりにトレーニングを積まないといけませんが
指の感触だけで、歯石の有無を確認するよりも、
確実に目で見て確認できる強みがあるため、
治療の成功率は確実に高くなると実感しています。
まだまだ、治療はスタートしたばかりですが、一緒に頑張りましょう!