こんにちは。
南館歯科クリニックの院長の木村です。
安全で正確なインプラント治療に欠かせない 3D解析によるサージカルガイドを使用したインプラント治療についてご紹介します。
左上の歯のインプラント治療にサージカルガイドを使用した症例です。
もともとロングブリッジ(5歯分の被せ物を3本の歯で固定したもの)で治療してあったところです。
治療前です。3本の土台(ご自身の歯)のうち 中央の土台の状態が悪く 保存不可能であったため抜歯しました。
ロングブリッジではこのようなトラブルが非常に多く見受けられます。 入れた当初は快適でも ひとたび土台に問題がおこると 目も当てられない状況になっていることがあり 再治療も困難となるケースが多いです。
ロングブリッジでの治療を受ける場合は よく検討していただきたいと思います。
今回の治療は相談の結果 インプラントでの治療をご希望されましたが 今回の部位は 解剖学的に骨の高さに制限がある場所で しかも感染のため骨吸収があり またもともと骨幅も少ないため インプラントを入れる場所が限られていました。
再度治療の相談をし 出来る限り侵襲を少なくしたいとの希望があったため 骨を造る処置も必要最低限で済むよう 3D解析ソフトを使い綿密に診断を行い その限られた部位に正確に埋入するため サージカルガイドを使用しオペを行っていきました。
解析診断画像です。 使用したサージカルガイドです。 シミュレーションデータを正確に読み取り 精密に作製されたものです。 インプラント埋入後のレントゲンです。シミュレーション通り正確に埋入出来ました。 このガイドシステムの使用により 低侵襲で安全なインプラント治療が可能となります。
治療後です。○○さん がんばっていただきありがとうございました。 メンテナンスをしっかり行い 長持ちするよう一緒に頑張りましょう。