こんにちは。
南館歯科クリニックの院長の木村です。
左上奥歯の根尖病巣に対し
マイクロエンド(顕微鏡歯内治療)を行った症例についてご紹介します。
詰め物が脱離してしまった歯です。
神経が取ってある歯で
症状はありませんでしたが
2次虫歯が進行してしまっており
根の先には細菌感染病巣もある状態でした。
しっかりと治療をしたいという希望があり
ご相談の結果
この歯をできる限り保存するため
マイクロエンド(顕微鏡歯内治療)を行いました。
細菌感染を防ぐため
ラバー(ゴムのマスク)をかけ治療を行っています。
*ラバーについては、こちらをご覧ください。
強力な殺菌作用のある薬剤を使用し
マイクロスコープ下で
化学的および機械的洗浄を行い
根管内の無菌化を目指します。
根管内のさらなる無菌化を目的として
LAD治療を行いました。
*
LADは強力な殺菌作用があり
細菌感染症例において
とても有効ですが
決してLADで治るのではなく
根管内の汚染物を除去する技術があって
はじめてLADの高い効果が得られます。
LADについて詳しくは、こちらをご覧ください。
このあと
根尖に隙間なく薬を詰めていく予定です。
○○さん
いつも頑張っていただきありがとうございます。
もう少しです。
いっしょにがんばりましょうね(^-^)