こんにちは。
山形市南館にある、南館歯科クリニックの佐藤です。

今回は、歯周病の専門治療を受けていただいた患者さんへの治療後のアンケートを紹介させていただきます。

歯周病の治療は患者さん自身から頑張ってもらわなくてはならない事があります。
それは、日常の歯磨きです。
しかし、ただ磨けばいい。というものではありません。

歯周病の治療では、歯周病とはどのような病気なのか、何が原因なのか、原因が分かったら何をしなければならないのか、そんな事をじっくりとお伝えすることから始まります。
原因を取り除く方法が歯磨きです。
現在、歯磨きを全くしません！という方はほとんどいないと思います。
それなのに歯周病にかかっている方はたくさんいます。
なぜかというと、正しい歯磨きが出来ていないからなのです。
「磨いてる」と「磨けてる」では大きな違いがあります。

正しい歯磨きを身に着けていただくことは、今後歯を失わないようにするためにはとても大切なことになります。

では、歯周病治療の中で、私たち歯科衛生士は何をしているのかというと、先ずは、歯周病についてきちんとお話をし、正しい歯磨きを一緒に練習していきます。
そして、歯ぐきの中に付いている毒性の強い歯石（縁下歯石）を取り除いていきます。

歯周病の治療は、私たちが縁下歯石を除去しても、その後の歯磨きができていなければ絶対に良くなりません。
反対に、歯磨きを頑張っていただいているのに、縁下歯石の除去がうまくいかなければそれまたうまくいきません。

患者さんと、私たち歯科衛生士が二人三脚で頑張らなければならない治療なのです。

その治療を頑張っていただいて、そして、満足度100％✨と言っていただけたこと、嬉しく思います。

歯周病の治療が終わったら、今度はメンテナンスに入っていきます。
歯周病が再発しないようにこれまでと同じようにサポートしていけたらと思います。

⇩歯周専門治療後⇩

最後に、歯周病のに関するＱ＆Ａ

Ｑ．歯周病は若くてもかかってしまうの？
Ａ．歯周病は、中高年の病気というイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、若い世代でも歯周病にかかっている方が増えています。
10代の若者でも、約50％が歯周病の一歩手前の歯肉炎にかかっていたり、20代では、約20～30％が歯周病に感染していると言われています。

なかなか自分では判断できないと思います。
気になる方は是非、ご相談ください。