噛むと痛くて、好きな物が食べられない😢|山形市の歯医者|南館歯科クリニック・矯正歯科

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噛むと痛くて、好きな物が食べられない😢

こんにちは!
南館歯科クリニックの歯科衛生士の山崎です。

今日ご紹介するのは、おせんべい、カルパス、ナッツ類、硬い物が好物の方です。
歯ごたえの良いものが好きな方は結構いらっしゃいますよね(私もその一人)
そんな我々は気を付けなければいけない重大な事があります!
実例を挙げながらご紹介していきます。

メンテナンスで来院された時の事です。
カルパスを噛んだときだけ、○で囲った部分の歯に痛みがある・・・
実際の映像↓(1枚目の写真と左右反転しています。)
マイクロスコープで拡大してみます
https://youtube.com/shorts/f51J3OISJv4?feature=share


銀歯がパカパカ浮いて、外れかけていました。
そして、よーくみると歯にひび割れが⚡
ひび割れは珍しい事ではないのですが、その人の環境(食いしばりや硬い物をガンガン噛む等)や、ひびの入り方によっては歯を残せず、抜歯になる事もあります。

特にこのような方は注意してください!
・硬い物をガンガンに噛んで食べる
・日中も食いしばりを指摘されたことがある→軽く歯が接触している(咬みあっている)状態も含んでいます。
・寝ているときの歯ぎしりがある

歯の耐久力が尽きない様に、少し意識してふわふわ噛みで、トラブルを回避しましょう😊


Q.噛むと歯が痛いのは何故?

A.噛むと痛い理由はいくつかあります。
1.虫歯
2.歯周病
3.歯根膜炎
4.歯根破折

1.虫歯
虫歯が大きくなり、菌の感染が神経に近づいた場合、噛むことが刺激となって痛みを生じます。
2.歯周病
歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊されて無くなるため、歯がグラグラしてきます。噛んだ時に歯がぐらつくことで痛みを生じます。
3.歯根膜炎
歯根膜の炎症です。歯根膜という組織は歯と顎の骨の間にあり、噛む力を吸収したり、噛んだ感触を伝える機能があります。
噛み合わせが悪い場合や、くいしばり、歯ぎしり等で、過度な圧をかけていると、捻挫の様な状態になり痛みを生じます。
また、歯周病や虫歯の細菌感染が起こった場合も痛みを生じます。
4.歯根破折
歯に過剰な負担がかかり、歯が破折(折れたり、ひび割れ)することでも痛みが生じます。
これを歯根破折と呼び、折れ方にもよりますが、治療方法は抜歯になる事が多いです。

痛みの原因は、シンプルな場合もあれば原因が複合的になり、特定に時間がかかる場合もあります。
定期的に同じ歯医者でメンテナンスを行うことは、経過を追って口腔内の特徴を把握できるため、小さい異常の早期に発見につながり、結果として歯を失うリスクの回避につながります。

ちょっとでも「歯が痛いな…」と感じたら山形市にある南館歯科クリニックにご相談ください^^